大規模かつリッチな教育
eラーニングのもうひとつの特徴は、大規模教育であることです。海外の拠点まで含めて、何十万人でも、機動的にいっきに教育を実施することもできます。しかも、その全員の学習履歴をとり、個別指導も可能です。
ネットの時代になって、はじめて、リッチネス(内容豊かなサービス)とリーチ(サービス規模)を同時に実現できるようになったといわれています。これまでは、その二つはトレードオフ、つまり片方を実現するには片方を犠牲にしなければならない関係にありました。ネットは、その両方を同時に実現することを可能にしたのです。
ネットの教育は、個別教育であり大規模教育なのです。
最近、個人情報保護やコンプライアンスの全社員教育にeラーニングを活用する事例が急速にふえています。実際、数千人・数万人の全社員教育を集合でおこなうことは、不可能に近いからです。eラーニングしか方法がないといってよいでしょう。これなどもeラーニングが大規模教育に適していること、学習履歴がとれることなどによります。
内定者教育でeラーニングが急速に拡大しているのは、このようなeラーニングの特徴のほかに、ある場所にきまった時間に集まらなくてもどこでも学習できることや、コミュニケーションツールとしてもすぐれていることなどにもよります。